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DC-037 Bill Cantos 「Who are you」

2007年12月17日 00:45


DC-SOUNDS masterpiece100 名盤探検隊 
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このレコードは、
音楽は薬にも毒にもなることを教えてくれた。

5年前、学生だった私に珍しく付き合いのあった女性がいた。
その女性は3歳年上で専門学校を卒業してからすでに7年以上社会経験もある人だった。
とても可愛らしい人だった。
24歳まで学生だった自分と違い、精神的にも一枚上手だった気がする。
気がすると書いたのは、結局私はその女性に振られてしまった。
人生初の失恋を経験した。それは就職が決まった矢先のことだった。


仲のよかった大学の研究室の女の先輩が、
都内でフリーマーケットに出店するという。
そこで流すレコードを貸して欲しいといわれた。
それが出会いのきっかけとなるとは思っても見なかった。
当時私は研究室で好きなレコードを流しながら実験をやっていて、
レコードをたくさん持っていることをその先輩は知っていた。
2枚レコードを貸した。

休日、いつものように都内にレコードの買出しに行く途中、
先輩がやっているというフリーマーケットに立ち寄った。
ところが、私の貸したレコードは流れていなくてガッカリしたのだが、
そこに、一人知らない女の人がいた。
それが彼女だった。

先輩のバイト先の友達だという。
何も買わずに立ち去るのも難儀なので、
バッチのようなものを一つ購入して帰った。
次の日、研究室で先輩にレコードが流れていなくてガッカリしたと伝えると、
借りたレコードは友達に貸してしまったという?
ひょんなことに、私のレコードが私に無断で?彼女の元に渡っていた。

数日して、彼女から先輩を経由してレコードが戻ってきた。
レコードには手書きの感想文の手紙が1枚付け加えられていた。
レコードがとても気に入ったという。
正直、嬉しかった。

それから一ヶ月程したある日、
来週、彼女が研究室に遊びに来ると先輩が伝えてきた。
なぜか私が大学を案内することになった。
実験室や図書館や食堂などを案内して周ったのだが、
大学には進学しなかった彼女にとっては楽しんでもらえたようだった。
フリーマーケットから、2ヵ月後のことだった。
そこから付き合いが始まった。

きっかけとなったのがこのレコードだった。
Bill Cantos(ビル・キャントス)の「Who are you」
Bill Cantos(ビル・キャントス)は一般的な知名度は低いが、
AORのジャンルでは絶大な人気を誇っていることはよく知られている。
Jay Graydon(ジェイ・グレイドン)と活動を共にし、
Jay Graydon(ジェイ・グレイドン)からポスト・David Foster(デヴィッド・フォスター)
と認められて、高い才能を持つ人物。
最近では、セルジオ・メンデス、フィル・コリンズなど大物のツアーに参加していたりする。

昔は「明日巡り合う君」と題されたこのレコードの邦題がとても憎いと思った。
でも、このレコードを聴くと昔を思い出して、つらいレコードになってしまった。
でも、楽しかった思い出を残してくれたことに今はとても感謝している。
そして今も、どこかで元気に彼女らしく暮らしていることを願っている。

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