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DC-108  Nik Kershaw  「The Riddle」

2009年05月25日 01:49


DC-SOUNDS masterpiece200 名盤探検隊 
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なんだかどうにもヘンテコりんなメロディーだけど、
これがどうにもツボにハマって気持ちいい。
よくこんなメロディーを考え付くものだと感心してしまう。
マイナーコードを多用して転調を繰り返すのだが、
オリジナリティーという意味では誰にも真似できない部類に入るでしょう。

Prince(プリンス)やMaxus(マクサス)のJay Gruska(ジェイ・グラスカ)もそうですが、
Nik Kershaw(ニック・カーショウ)、
この人もこういった天才のようなソングライターの一人でしょう。
初めて、「The Riddle」や「Wild boy」などを聴いたときは、
目が回るような衝撃を受けたものです。
曲の展開が予想できない。
どうしてそういうメロディーに流れ着いてしまうのか。
いい意味で捻くれたキャッチーなメロディーは聴くものを飽きさせません。

80年代初頭ということもあって、一聴するとデジタルポップに聴こえるのですが、
そのポップセンスは並外れていることに、
多くのポップミュージックを聴いてきた方なら気が付くことでしょう。
こういうメロディーの作品はそうあるものではない。

ポップミュージック全盛の80年代は発想力勝負の時代で、
如何にして美しいメロディーとフレーズ、そしてハーモニーを作り上げるかを
競い合っていたかのように次々とこういう音楽が生み出されたいた。
中には安っぽさと幼さを匂わせる曲も量産される80年代であったが、
それがまた音楽の華やかさを盛り上げていたともいえる。

メロディーの崩壊が起こりはじめた90年代から現代に続いている
美メロに背を向けた冷ややかなヒステリック・ミュージックの世界では
こういう音楽が生まれる素養や下地が出てきにくいかもしれない。

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