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DC-155 Diane Birch 「Speak A Little Louder」

2013年10月14日 02:43

diane birch2



今世紀最も注目と期待を寄せてきた女性ミュージシャンDiane Birch(ダイアン・バーチ)の3作目-新譜『Speak A Little Louder』が発表された。前作『The Velveteen Age』はインターネットのデジタル配信限定のミニ・カバーアルバムであることからいえば、オリジナル楽曲のフルアルバムとしては2作目ということになろう。2009年のデビュー作『Bible Belt』 の衝撃的な完成度とライヴ・パフォーマンス(渋谷クアトロ)は心底度肝を抜かされものだった。

 Carole King(キャロル・キング)の再来かと世間を騒がせたデビュー作『Bible Belt』は、アコーステックでブギースタイルを兼備したオーガニックな佇まいをもつ名盤であった。新人とは思えない卓越した演奏アレンジメントと作詞・作曲能力は未来を明るくさせるものを感じさせた。

あれから4年の間、彼女はロサンゼルスに拠点を置いて、米国国内を中心にライヴ活動に注力しながら、モデル業や他ミュージシャンとのコラボレーション(Daryl Hall(ダリル・ホール))など積極的に活動は行っていた。オフィシャルホームページでは何度か新作に向けた曲制作のアナウンスはあったものの、なかなか進展の無いまま2013年末まで待たされることとなった。

だが一部の楽曲はホームページで視聴ができた。 恐らくこれを聴いた多くの人は、『Bible Belt』のDiane Birch(ダイアン・バーチ)ではない彼女の新たな音楽的側面を押し出してきたと感じたに違いない。アップロードされた楽曲はわずか3曲であったが、これらの楽曲に共通した共通項はクール&ダークサイドなアンビエンスだ。冷たい雨がひたひたと降り注ぐような、重く寒いグレーな空気があたりを覆い隠し、ソリッドでメタリックな彼女の声がけたたましく鳴り響く。無機質でデジタルなインオーガニック・サウンドである。『Bible Belt』で見られた生演奏の有機的な佇まいは影を潜めた。このサウンドを現代のミュージックシーンに迎合したと考えるのは早計だろう。
特に面白いのは 「Pretty In Pain」「Love and War」「It plays On」しかり、楽曲の端々にどこか80sの香りがするのも本作の特徴と言えよう。

デビュー前、ビバリーヒルズのホテルでピアノを弾いていたDiane Birch(ダイアン・バーチ)にほれ込んだと言われる天才ミュージシャンPrince(プリンス)閣下の太鼓判が押された彼女の豊かなミュージックタレントの開拓はまだ始まったばかりなのである。



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