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DC-151  Lionville  「Lionville Ⅱ」

2013年04月27日 20:42





怒られてしまうが、イタリアのメロディアスロック系のサウンド・アレンジメントはワン・パターンなものが多くてあまり趣向が合わないというか、興味の範囲外なのが正直なところだった。イタリア、ナポリに拠点多くメロディアス系ロックレーベルFrontiers recordsは今や、TOTO(トト)やJOURNEY(ジャーニー)といった往年のBIGバンドをも抱える大手レーベルの一つであるが、それでもAORを謳っていながら、その実イタリア特有のアレンジメントになっていてガッカリしたことも多かった。Frontiers recordsと同系の音楽レーベルでドイツのAvenue Of Aliesも良く知られたところであるが、ここから、好例ともいえるイタリア系のAORロックバンドが出てきた。

Lionville(ライオンヴィル)はイタリア北部の港町Genova (ジェノバ)を拠点とするバンドで、Stefano Lionetti,(ステェファノ・ライオネッティ)を中心とし、TOTOやRichard Marx(リチャード・マークス)、Bad English(バッド・イングリッシュ)といったロマンティックハードネス趣向なAORバンドである。Stefano Lionetti,(ステェファノ・ライオネッティ)自身は作詞・作曲をこなし、リードボーカル、ギターリストを兼務する。
 

地元のクラブを渡り歩き研鑽を積んだStefano Lionetti,(ステェファノ・ライオネッティ)は有志を募りPierpaolo “Zorro” MontiとAlessandro Del Vecchioと共にこのLionville(ライオンヴィル)を結成する。このバンドが一枚飛び抜けたのは、北欧のAOR至宝ともいえるWork Of Art(ウォーク・オブ・アート)のリードボーカルLars Säfsund(ラーズ・サフサンド)を 手繰り寄せてきたことだろう。やはり彼のボーカルがキーとなっていることは疑いがなく、楽曲の質を何段も押し上げていることは間違いなかろう。Lars Säfsund(ラーズ・サフサンド)声域は現代のロックボーカリストの中でも最もversatileなミュージシャンの一人として数えられる。

これはStefano Lionetti,(ステェファノ・ライオネッティ)自身のアイデアによるものだったが、確かに彼のボーカルだけではここまで高声域を凌駕することはできなかった。こうして、スカンジナビアン・ロックとイタリアロックのミクスチャーが生まれた。

 楽曲はStefano Lionetti,(ステェファノ・ライオネッティ)自身の他Robert Säll (ロバート・サール)(Work Of Art)やお馴染みBruce Gaitsch(ブルース・ガイチ)他から楽曲が持ち寄られ、彼らの協力を得て2010年の秋にレコーディングを開始し、2011年にファーストアルバム『Lionville』をリリースして好評を得た。そして翌年2012年には、2作目となる本作『LionvilleⅡ』を発表した。メンバーは1作目とほぼ同じだが、御代Bill Champlin(ビル・チャンプリン)やPeter Friestedt (ピーター・フリーステッド)Sven Larsson (スヴェン・ラーソン) なども参加しているだけでなく、Work Of Art(ウォーク・オブ・アート)らも完全に作曲作りに参加するなどさらに強化されている。1作目以上により一層Work Of Art(ウォーク・オブ・アート)の楽曲テイストに近づいた作風に仕上がった感がある。惜しむらくは、1作目、2作目共に楽曲は申し分ないが、音が硬く録音の音が少し良くないところである。Boy Meets Girl (ボーイ・ミーツ・ガール)の名曲「Waiting For A Star To Fall」のカバーも収録されていて興味深い。この楽曲を歌いきるLars Säfsund(ラーズ・サフサンド)の才覚にはやはり恐れ入るところである。






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