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DC-144 The Dukes  「The Dukes (Bugatti And Musker)」

2011年10月15日 23:34

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AOR不屈の名盤の一つと謳われながら入手困難な一品の一つだったが、最近再復刻化によって再び万人に広く行き渡り入手が容易になった。本作は名ソングライターFrank Musker(フランク・マスカー)とDominic Bugatti (ドミニク・ブガティー)によるユニットが"Dukes"として1982年に発表した唯一の作品で、数多くあるAOR名盤の中でも随一のクオリティを誇る作品の一つと言える。

Frank Musker(フランク・マスカー)は80年~90年代にかけて Sheena Easton(シーナ・イーストン)や The Babys(ベイビーズ)、 Air Supply(エア・サプライ), Queen(クイーン)のBrian May(ブライアン・メイ) などとのコラボレイト・ソングライターとしての実力を持つ人物であったこともあり、本作収録曲のポテンシャルはいずれも高いものに仕上がっていて、全曲通して安心して聴くことができる。

さらに本作は、後に近年ではNorah Jones(ノラージョンズ)等のプロデューサーとしても広く知られるようになる名匠Alif Mardin(アリフ・マーディン)によるプロデュース指揮下によって、Jeff Porcaro(ジェフ・ポーカロ)やJohn Robinson(ジョン・ロビンソン)、Steve Lukather(スティーヴ・ルカサー)、Robbie Buchanan(ロビー・ブキャナン)、Will Lee(ウィル・リー)、Abe Laboriel(アベ・ラボリエル)、Paul Jackson(ポール・ジャクソン)、Paulinho Da Costa(パウリーノ・ダ・コスタ)、Steve Forman(スティーヴ・フォアマン)、Richard Tee(リチャード・ティ)、Randy Brecker(ランディ・ブレッカー)、Larry Williams(ラリー・ウィリアムス)などポップ・ロック、ジャズ・フュージョンカテゴリーからAOR御用達の技巧派セッションミュージシャンが贅沢に召集され、名作に必要なマテリアル条件はすべて揃えられた。

シングルとしてキラリと光る楽曲はみられなくとも、アルバムトータルとしての楽曲構成の完成度は高く、しっとりとしたメロウ・バラードやリズミカルなカッティング・ギターに乗ったダンサブルでキャッチーなトラックが、絶妙な形でバランスよく配置されているのが本作の特徴で、恐らくRobbie Buchanan(ロビー・ブキャナン)による、特に転調を繰り返す特徴的なエレクロトロ・ピアノのコード進行やその音色は、どこか懐かしい郷愁感としんみりとした哀愁感が漂っていて、この特有のアンビエンスから80年代の典型的AORサウンドを聴くことができる。

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