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DC-138 Stephen Bishop 「Romance in Rio 」

2011年07月31日 01:46

Romance in Rio




Stephen Bishop(スティーヴン・ビショップ)は、幼少の頃、Beatles(ビートルズ)に感銘を受けて以降、ミュージシャンを志した。約12ドルのアコースティックギターを片手に、はるばるハリウッドにやってきて、様々な楽曲を歌い曲の売り込みを始めたが、一向に採用され得る気配もなかった。夢をあきらめ自身の父親が経営する保険会社に勤務しようとかと考え始めていた矢先に、Art Garfunkel(アート・ガーファンクル)が自身の2作目のソロアルバム「Breakaway」の中でオリジナル曲が2曲収録されたことを知る。

これ以降、シンガーソングライターとして注目を受け、次々と名曲を送り出してきた。彼のオリジナルマテリアルはBarbra Streisand(バーバラ・ストライザント)、Bette Midler(ベット・ミドラー)、Diana Ross(ダイアナ・ロス),Phil Collins(フィル・コリンズ),Eric Clapton(エリック・クラプトン),Steve Perry(スティーヴ・ペリー)、The Four Tops(フォートップス),Kenny Loggins(ケニー・ロギンス)、Phoebe Snow(フービー・スノウ),Pavarotti(パバロッティ)など錚々たる重鎮ミュージシャンらだったことで、一流のソングライターとして確固たる地位を確立した。

しかし、Stephen Bishop(スティーヴン・ビショップ)は曲の提供だけでなく自らも作品を発表してきた。現在までに発表した作品14枚に上り、その中には一部国を限定して発表されたものやデモ・トラック集などある。特に、デビューアルバム『Careless』 はWestcoast/AORの名盤としてつとに有名であり、この作品からは”Save It For a Rainy Day,” “On and On”の2曲のヒットが生まれた。映画音楽にも積極的に曲を提供し、特に最も有名なのは、1985年に映画『White Nights』のサウンドトラック曲として挿入された Phil Collins(フィル・コリンズ)と Marilyn Martin(マリリン・マーティン)のデュエットソング"Separate Lives"であった。"Separate Lives"はビルボード全米1位を獲得し、ベスト・オリジナル曲としてオスカーにノミネートされている。結果的には同映画に収録された Lionel Richie(ライオネル・リッチー)の "Say You, Say Me"に賞を譲る形となった。ちなみにこの映画のサウンドトラックアルバムにはAmbrosia(アンブロージア)のDavid Pack(デヴィッド・パック)やLed Zeppelin(レッド・ツェッペリン)のRobert Plant (ロバート・プラント)、Roberta Flack (ロバータ・フラック)、John Hiatt(ジョン・ハイアット)、Chaka Khan(チャカ・カーン)、Lou Reed (ルー・リード)、David Foster(デヴィッド・フォスター)の楽曲が収録されており、 サウンドトラックとしては充実した作品として楽しむことができるが、なぜか Lionel Richie(ライオネル・リッチー)の "Say You, Say Me"はサウンドトラックには収録されていない。

他、映画『Tootsie』のサウンドトラックとしてはStephen Bishop(スティーヴン・ビショップ)が歌った名バラード "It Might Be You," が有名であるが、これはDave Grusin(デイヴ・グルーシン)が書いた楽曲で、Stephen Bishop(スティーヴン・ビショップ)はボーカリストとして歌っている。

こうして彼の作品を見返してみれば、Stephen Bishop(スティーヴン・ビショップ)の特徴は何といっても、そのキャンディ・ライクなメロウネス・メロディーにあることに首を振る人はいない。彼の楽曲は、陽気な休日の昼下がりのカフェラウンジに吹く爽やかなそよ風にも似た日常のオアシスなのである。
本作『Romance In Rio』は、そんなStephen Bishop(スティーヴン・ビショップ)の名曲をブラジル音楽の巨匠プロデューサー&ギターリストのOscar Castro-Neves(オスカル・カストロ・ネヴィス)を迎えて、アコースティック・ボサノヴァ・テイストに仕上げた贅沢な作品集である。

Oscar Castro-Neves(オスカル・カストロ・ネヴィス)はAntônio Carlos Jobim(アントニオ・カルロス・ジョビン)やJoão Gilberto (ジョアン・ジルベルト)といったボサノバの創生に貢献し、Stan Gets(スタン・ゲッツ)やSérgio Mendes(セルジオ・メンデス)らとツアーと行動を共にしてきた人物として知られる。Michael Jackson(マイケル・ジャクソン)、 Barbra Streisand(バーバラ・ストライザント), Stevie Wonder(スティーヴィー・ワンダー)など数多くの多ジャンルに交流を持つ。Oscar Castro-Neves(オスカル・カストロ・ネヴィス)、彼をプロデューサーとした、ボサノバアレンジの本作品は極めて意味のあるもので、作品全体に一層のサウダージを伴うノスタルジーを封印することに成功している。

本作にはStephen Bishop(スティーヴン・ビショップ)オリジナル・クラシック曲が6曲の他に、ニューマテリアル楽曲が収録されている。制作ミュージシャンも豪華な布陣が揃っている。ギターリストにOscar Castro-Neves(オスカル・カストロ・ネヴィス)、Eric Clapton(エリック・クラプトン)、Earl Klugh(アール・クルー)の3人の名ギターリスト配置され、ピアノにはDon Grusin(ドン・グルーシン)、ベースにBrian Bromberg(ブライアン・ブンバーグ)、ドラムにはAlex Acuna(アレックス・アクーニャ)となっている。
他、バックボーカルにはKenny Rankin(ケニー・ランキン)も参加している。



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