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DC-136 Crossfade 「White on Blue」

2011年07月08日 23:13

crossfade.jpg



スカンジナビアのTOTOという触れ込みで衝撃のデビューをしたのが2004年だった。
Crossfade(クロスフェイド)はLars Hallbäck(ラーズ・ホールバック)(Guitar) とRichard Stenström(リチャード・ステンストロム)(Keybords)の二人を発起人として結成された6人編成のノルウェーのバンドだ。バンドは全くの新人そのものだったが、バンドメンバーは確固とした技術と実績をもつ歴戦のミュージシャンたちの集まりだった。

Lars Hallbäck(ラーズ・ホールバック)(Guitar) とRichard Stenström(リチャード・ステンストロム)(Keybords)は70年代から北欧の音楽シーンでエンジニア・プロデューサーとして共に活動を続けてきたが、1999年にようやく自信のバンドCrossfade(クロスフェイド)を結成し、2004年にデビューアルバム「White On blue」を発表したのだった。約2年の歳月をかけて丁寧に作品を作り上げてきており、作曲はLars Hallbäck(ラーズ・ホールバック)(Guitar) とRichard Stenström(リチャード・ステンストロム)の2人で制作が始まり、そこに互いの友人から紹介されたGöran Edman(ヨラン・エドマン)が加わり曲の製作が進行し、さらに作詞家Eva Olsson(エバ・オルソン)によってトラックに歌詞を付加させて曲の製作が進んでいった。

そうして丁寧に練り上げられた楽曲は、爽やかで爽快なメロディーとゆったりとしたメロウな音構成、バックコーラスによるハーモニーとギターのウネリによる共鳴音、そしてドラムのスネアから叩き出されるリズムネーション・グルーヴ、ボンガ・コンガやホーン・セクション、音と音のわずかな隙間を掻い潜って割り込んでくるキーボード・ワークは鮮やかで豊富な音協奏曲を生み出すWeastcoast/AORサウンドそのものだった。

各人の演奏パフォーマンスには安定感があり全く安心して音を聴くことができる。ドラムを担当するPer Lindvall(ペール・リンドバル)の音は重すぎず、堅すぎない、重量感と硬質感をそぎ落としたグルーヴに満ち溢れたよう弾けたポップ感覚のあるドラミングはJeff Porcaro(ジェフ・ポーカロ)を彷彿とさせるパフォーマンスと言えよう。そのPer Lindvall(ペール・リンドバル)の弟Sven Lindvall(スヴェン・リンドバル)はベースを担当している。Crossfade(クロスフェイド)のリズム隊を支える彼らは、名曲『Take On Me』で世界的知名度バンドにのし上がった北欧バンドA-haをバックでサポートを続けてきた2人でもあり、Per Lindvall(ペール・リンドバル)はABBA(アバ)やMichael Ruff(マイケル・ラフ)のサポートメンバーでもあったことで知られる。本作でホーンセクションを担当しているは、Lindvall brothers(リンドバル兄弟)の長男にあたり、Leif Lindvall (リーフ・リンドバル)である。

そして高音で冴えわたるボーカルを全曲で担当するGöran Edman(ヨラン・エドマン)は、北欧Weastcoast/AORにおいて最も知名度のあるボーカリストの一人と言ってよいだろう。これまでにYngwie Malmsteen, John Norum, Street Talk, Kharma, Madison, Karmakanic, Brazen Abbot, Glory,Corin&Edmanなど数多くのセッションやバンドでボーカルを担当してきた人物だ。

ゆっくりとしたPablo Cepeda(パブロ・セペダ)のコンガ&ボンゴを使ったズンドコ・リズムで始まる1曲目"THE DAY THE MUSIC DIED"はNYCで起こった9/11の悲劇の恐怖について「音楽が死んだ日」というタイトルでその心情を歌っているものである。そして、Steve Lukather(スティーヴ・ルカサー)を思わせるドライヴ感のある唸りが特徴的な"Did you really"、落ち着いたリズムとメロディが持ち味になっている「Vanity Fair 」はバックボーカルのNina Inhammar(ニーナ・インハマー)とGöran Edman(ヨラン・エドマン)のコーラスが優しく耳に響いてくる。Per Lindvall(ペール・リンドバル)の跳ねたリズムとサックスソロの掛け合いが冴えわたる"flying"は緊張感を帯びた爽快感を感じさせる。そして最後のトラックでは"Fly"でLars Hallbäck(ラーズ・ホールバック)(Guitar) の爽快で空に突き抜けるかのようなギターソロが炸裂して幕を閉じる。

検索すると同名のバンドが出てくるが、これはまったく別のロックバンドなので注意が必要である。現在のところCrossfade(クロスフェイド)は本作一作のみのリリースに留まっているが、ある情報によると現在2ndアルバムがリリースされる模様で、アルバムタイトルは「secret love」。すでに曲のマスタリングは終了し、ディスクの生産の段階に入っている。早くて9月にはリリースとのことで、楽しみで仕方がない。


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コメント

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  2. Zenyatta Mondatta | URL | -

    Re: タイトルなし

    はじめまして。
    更新はやや不定期になってしまいますが、こちらこそ宜しくお願いします。

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