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DC-135 Diane Birch 「The Velveteen Age」

2011年06月26日 01:36

diane birch the valentine age




LADY GAGA(レディー・ガガ)でもなければNorah Jones(ノラ・ジョーンズ)でもない、今、音楽シーンの中で最も音楽的好奇心と満足感が得られる女性ミュージシャンはDiane Birch(ダイアン・バーチ)この人しかいない。そう思えてしまうほどこのミュージシャンの演奏力、歌唱力、表現力には底知れないものを感じてしまう。

名作ファーストアルバム「Bible Belt」を発表した直後。ライヴハウス・渋谷クワトロで行われたDiane Birch(ダイアン・バーチ)の初来日公演を見てきた。満員御礼のライブハウスは人でごった返していたが、幸い前列でDiane Birch(ダイアン・バーチ)の演奏を鑑賞することができた。いまでも思い出せずにはいられないその音楽ライヴにはため息が出る程の充実感で満たされた。ブギー・スタイルでファンキーでソウルフルで、しっとり分厚い歌声は聴く者の音楽的空腹感を十分に満たしてくれた。

ユラユラと左右に揺れながら鍵盤を強く弾き、マイクに向かって押しと引きをわきまえながら、そしてタメをうまく使って歌う歌唱力。新人でありながら貫録たっぷりのそのパフォーマンスから、音楽的伝統を継承した21世紀の音楽シーンを担う本物のシンガーソングライタースターの誕生を垣間見た気がした。優れたミュージシャンは自分がやりたい音楽を自覚している。色々な可能性を探りたいのもミュージシャンとしては大事なことかもしれない。しかし、方向性の定まらない音楽に成り下がってしまっては、せっかくの個性が埋没する危険性もはらんでいる。

オーディエンスに媚びてはならない。音楽を芸術として捉えれば、それは決しては避けてなならない掟とも言えるかもしれない。色々なことを器用にこなす音楽家よりも、その人のその人にしかない音楽を研鑽してさらなる高みを目指してほしい、それが強い個性となって、強いミュージシャンへとつながっていく。Diane Birch(ダイアン・バーチ)がそんなミュージシャンとなってこれからさらなる高みへと突き進んでいってくれるんじゃないかと、にわかに期待して楽しみを抑えきれない。

現在ニューアルバム制作中と言われているDiane Birch(ダイアン・バーチ)であるが、本作はデジタル配信限定のミニアルバム「The Velveteen Age」。彼女が幼少の頃に影響受けた楽曲のカバーアルバムで、Sisters of Mercy(シスター・オブ・マリー)"This Corrosion"、The Cure(キュアー) "Primary"Joy Division(ジョイ・デヴィジョン)の"Atmosphere "など一癖あるトラックが並んでいるが、これらの楽曲はDiane Birch(ダイアン・バーチ)に消化されて再製されてしまっている。最近流行りの単なる歌手としての企画物のカラオケを聴かされることとは間違っても同一ではないのだ。





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