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DC-126 Michael McDonald 「If Thats What It Take 」

2011年02月19日 14:10

michael macdnald



DC-SOUNDS MASTERPIECE OF THE WORLD
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Michael McDonald(マイケル・マクドナルド)といえば、The Doobie Brothers(ドゥービー・ブラザーズ)の名曲「What a Fool Believes」(ある愚か者の場合)を全米1位に送り込み、グループ初のにグラミー賞受賞に大きく貢献した人物として知られている一方で、彼の加入によってウェストコースト・サザンロック色が強かったThe Doobie Brothers(ドゥービー・ブラザーズ)のSounds Identity(サウンド・アイデンティティ)を変え得てしまったのではないかという意見もあった。だが、彼のグループ参加は、グループのリーダー格だったTom Johnston(トム・ジョンストン)の健康悪化による不参加の代役として参加したThe Doobie Brothers(ドゥービー・ブラザーズ)のグループ存続やグループにメロウなグルーヴという新たな音楽的成長を促すという点で、極めて良かったのではないかと思う。

アメリカのミズーリ州Saint Louis(セント・ルイス)で生まれ育ったMichael McDonald(マイケル・マクドナルド)は、幼少期は地元で様々なバンドでの演奏を経て音楽活動を続け、1970年に Los Angeles(ロサンゼルス)へと移り住む。その後、Steely Dan(スティーリーダン)の名盤「Katy Lied」(うそつきケイティ)のレコードでバックグラウンド・ボーカリストとしてバンドに参加し、その後もSteely Dan(スティーリーダン)の数々の名作で卓越したキーボードとボーカルを披露した。演奏技術にストイックで神経質だったSteely Dan(スティーリーダン)が、それまで無名のMichael McDonald(マイケル・マクドナルド)を 誰よりも早くから重宝がって多用していたSteely Dan(スティーリーダン)のDonald Fagen(ドナルド・フェイゲン) と Walter Becker(ウォルター・ベッカー)二人の先見は見事であるが、その後の彼の音楽活動の実力を考えれば、これも合点がいくと思えてくる。

1975年にThe Doobie Brothers(ドゥービー・ブラザーズ)に加入しながら、Christopher Cross(クリストファー・クロス)や Bonnie Raitt(ボニー・レイット),TOTO(トト)、 Kenny Loggins(ケニー・ロギンス)らの作品のバックボーカルとして参加してコーラスハーモニーとして多大に貢献した。実力派バンドや大物ミュージシャンのサポート、グラミー賞を経て満を持して発表したソロデビュー作がこの「If Thats What It Take 」である。

Michael McDonald(マイケル・マクドナルド)の特徴は、髭をこしらえ白髪の白クマのようなかわいい風貌ではなく、やはり「What a Fool Believes」(ある愚か者の場合)に見られるような彼特有の跳ねたようなキーの転調を繰り返すメロウなグルーヴとリズム、そしてなによりもあのハスキーでソウルフルな声だろう。声を聴けばすぐに誰とわかるMichael McDonald(マイケル・マクドナルド)の歌声には、シルクのようなふんわりとした温かみのある優しさがあるのである。特有のリズムは、Michael McDonald(マイケル・マクドナルド)調という音を表現する言葉の代名詞として使われてもよいぐらいだ。磨かれた作詞能力、個性豊かなリズム、そしてメロウな歌声をもつ男"Michael McDonald(マイケル・マクドナルド)”が凄腕ミュージシャンをズラリとそろえて、自身の才能をいかんなく発揮した作品に仕上げてきた。

ドラムスにはSteve Gadd (スティーヴ・ガッド), Jeff Porcaro (ジェフ・ポーカロ)の二人をセレクト。Steve Gadd (スティーヴ・ガッド)が6曲、Jeff Porcaro (ジェフ・ポーカロ)が3曲を担当。Steve Gadd (スティーヴ・ガッド)のジャズ的で重くて、堅牢感のあるズッシリとしたドラミングに対し、Steely Dan(スティーリーダン)の「Katy Lied」(うそつきケイティ)で同時にデビューを果たした仲間、TOTOのJeff Porcaro (ジェフ・ポーカロ)のポップ感のある軽快で跳ねたグルーヴドラミングは対照的であり、この名ドラマー二人の起用は各曲の大きな音のアクセントになっている。

ベースにはMichael McDonald(マイケル・マクドナルド)参加時のThe Doobie Brothers(ドゥービー・ブラザーズ)のベーシストWillie Weeks (ウィリー・ウィークス),TOTOのMike Porcaro (マイク・ポーカロ)、1曲ながらThe Brothers Johnson(ブラザーズ・ジョンソン)のLouis Johnson (ルイス・ジョンソン)が参加。Louis Johnson (ルイス・ジョンソン)はセッションベーシストとしてMichael Jackson(マイケル・ジャクソン)の名盤"Thriller"等を含む名作に参加で知られる人物である。

ギターは名手Dean Parks (ディーン・パークス), TOTOのSteve Lukather (スティーヴ・ルカサー)そして、 Robben Ford (ロベン・フォード)の三人をセレクト。Dean Parks (ディーン・パークス)とSteve Lukather (スティーヴ・ルカサー)の二人がそれぞれ5曲ずつ担当して、そのうち"That's Why"と"If That's What It Takes"、の2曲でRobben Ford (ロベン・フォード)がソロを披露している。

Edgar Winter (エドガー・ウィンター), Tom Scott (トム・スコット) のサックス、キーボード・フェンダーローズ、ピアノにはMichael McDonald(マイケル・マクドナルド)本人のソロに加えて名手Greg Phillinganes (グレッグ・フィリンゲインズ)が参加。バックコーラスには本人Michael McDonald(マイケル・マクドナルド)の参加は当然のことながら、Ed Sanford(エド・サンフォード), Kenny Loggins(ケニー・ロギンス), Christopher Cross(クリストファー・クロス),Brenda Russell(ブレンダ・ラッセル),Amy Holland(エイミー・ホーランド)らが参加。Christopher Cross(クリストファー・クロス)の名曲"Ride Like the Wind"のバッキング・ボーカルにはMichael McDonald(マイケル・マクドナルド) は欠かせない役割を担っていたことは有名でもあり、その関係もあってなのか不明ながら、当時のプロデューサーだった Michael Omartian(マイケル・オーマティアン)の名も本作に刻まれている。

作詞にはRandy Goodrum(ランディ・グッドラム),Ed Sanford(エド・サンフォード),Kenny Loggins(ケニー・ロギンス)との共作曲が含まれる。1994年HIP HOPer(ヒップ・ホッパー)のWarren G(ウォーレンG)が発表した名曲"Regulate"は本作の"I Keep Forgettin'"をサンプルにして作られていることが知られる。

本作の総指揮プロデューサーには後にレコード会社Warner Brothers(ワーナー・ブラザーズ)の社長にもなるLenny Waronker(レニー・ワロンカー)とThe Doobie Brothers(ドゥービー・ブラザーズ)の作品群でお馴染みTed Templeman(テッド・テンプルマン)という布陣で作製された。

名作はなるべくしてなったといえる。

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