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DC-124 Samuel Purdey  「Musically Adrift」

2011年02月01日 23:24

samuel purdey



DC-SOUNDS MASTERPIECE OF THE WORLD
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初めは懐かしさと妙にうまく合うとなとばかりにと思いつつも、どうにもブラックユーモア的嫌悪感を抱いていた。特に音楽愛好家の間の中でそういう風に感じていた方もいたと思いますが、当事者はその話題こそが宣伝効果と勘違いしてしまったのだとしたらやるせない。某カップ麺のCMで使われた替歌的パロディーCMには好意的になれなかった。特に故人を使用した替歌は聴くに堪えがたいのでやめてもらいたいものである。

偶然そのCMでも使われたJamiroquai(ジャミロクワイ)が新作を発表したのもつい最近のことである。Jamiroquai(ジャミロクワイ)は、Jason "Jay" Kay (ジェイソン・ジェイ・ケイ)率いる1992年に結成されたイギリスのジャズファンクバンドとして90年代前半に大ブームを巻き起こした。スムージーでスペーシー&ドライビングなサウンドで一世を風靡したことは記憶に新しい。ここしばらく新作の発表もなくどうしているのかと思ったら昨年「Rock Dust Light Star」を発表。目下ヒットチャートを賑わしているところである。

本作のSamuel Purdey(サミュエル・パーディー)は、そんなJamiroquai(ジャミロクワイ)のデビューアルバム「Emergency on Planet Earth」やツアーにも参加していたギターリスト:Gavin Dodds (ギャヴィン・ドッズ)とその友人Barney Hurley (バーニー・ハーレイ)の二人によって1993年結成したグループだった。Barney Hurley (バーニー・ハーレイ)は以前からセッションドラマーとして主に、Acid Jazzのセッションによく参加していた人物だった。

Samuel Purdey(サミュエル・パーディー)としては、コンピレーションアルバム「Totally Wired 11」の中で、Tower Of Power(タワー・オブ・パワー)の"Clever Girl"のカバーを発表したのが最初の仕事だった。その後、 Good Soundsレーベルと契約後、晴れて1996年に、約1年の歳月をかけて本作「Musically Adrift」を発表した。本国イギリスでもその優れたサウンドは好評を得て、3年遅れて日本でも国内盤が発売された。本作のシングルトラック"Lucky Radio"はその年東京のラジオ局で最もよくオンエアされた。

本作にはGavin Dodds (ギャヴィン・ドッズ)とBarney Hurley (バーニー・ハーレイ)の二人にSteely Dan(スティーリー・ダン)やJohn Lennon(ジョン・レノン)での作品でも知られるギターリストElliott Randall(エリオット・ランドール)、おなじくSteely Dan(スティーリー・ダン)で知られるヴォーカリストFrank Floyd(フランク・フロイド) 。 Brand New Heavies(ブラン・ニュー・ヘヴィーズ)からJan Kincaid(ジャン・キンケイド)と Andrew Levy(アンドリュー・レヴィー)の二人、 当時のJamiroquai(ジャミロクワイ)ベーシストだったStuart Zender(スチュアート・ゼンダー) らが参加している。Steely Dan(スティーリー・ダン)の楽曲エンジニアーおよびプロデューサーでもその名が知られるElliot Scheiner(エリオット・シャイナー)を起用しており、当時の音楽愛好家らからは、Steely Dan(スティーリー・ダン)とJamiroquai(ジャミロクワイ)サウンドの融合だと騒がれ注目を浴びたのだが、まさにその通りのサウンドがこのレコードには詰まっていた。

特に随所にみられるギターソロ、例えば"Valerie"におけるElliott Randall(エリオット・ランドール)のギターソロのフェイドインとアウトなどはまさに、Steely Dan(スティーリー・ダン)によく見られたウネウネとしたグルーヴィーを持っていたサウンドそのものといってもいいのではないだろうか。さらに"Only When I'm with You"でのダンスポップスのグルーヴはBrand New Heavies(ブラン・ニュー・ヘヴィーズ)やJamiroquai(ジャミロクワイ)からの影響も随所に見られるなどバンドメンバーの特徴が音に息づいている。"Late For The Day"に至ってはThe Doobie Brothers(ザ・ドゥービー・ブラザーズ)や初期のスティーリー・ダンを聴いている愛好家にとっては思わず顔がほころぶこと請け合いである。

作品を通していえることは、彼らの元々の音楽ルーツであったポップス、ジャズ・ファンク、そしてWestCoast/AORのエッセンスのフレイバーを Blue Eyed Soul(ブルーアイド・ソウル)ミュージックの形でオリジナルにまとめていることである。それはジャズのコードに変則的なリズムチェンジを多用しながら、コーラスハーモニーとホーンセクションに加えてストリングスによって彩られたユニークともいえる拘りによる音で、70年代にあった懐古的ソフトロックにも似た爽やかさを帯びたものなのである。
















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