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DC-115 Chris Botti 「In Boston」

2010年12月12日 00:20

CHRIS BOTTI




DC-SOUNDS masterpiece200 名盤探検隊 
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人間の個性が輝くのはその人の美学が反映された時だと思う。個性ある人は必ず美学を持っているのではないだろうか。自ら信じる信念や魂がある人が好きだ。個性ある優れたミュージシャンの音楽は必ずその音楽的美学を感じさせるものばかりである。長年にわたって成功しているミュージシャンのほとんどは,自分のやりたい音楽が明確であるように感じる。たとえ、従来の作品と異なる実験的音楽アプローチを試みていても、その芯の部分はぶれていない。ある意味分かっていて自ら壊しているだけであり、音に迷いがない。それはその音から「らしさ」を感じることができるからである。初回作は成功してみたものの、その後いろいろなアプローチを試みて、新しい自分の可能性を探しているミュージシャンは少なくない。その多くは音に迷いがあって、「らしさ」のない音楽に成り下がってしまっていると感じてしまう。

かのMiles Davis(マイルス・デイヴィス)の音を彷彿とさせる美形トランペッターChris Botti(クリス・ボッティ)の音楽にはデビュー当時から美学を感じていた。一つの集大成でもあるこのライブアルバムの映像と音楽を聴いてそれがより明確化されたと思った。この作品ではクラシック・オーケストレションをバックに、これまで発表してきた曲を交流のある様々な大物のアーティストとの共演によって次々と展開される。STING(スティング)、Aerosmith(エアロスミス)のSteven Tyler(スティーブン・タイラー)、Josh Groban(ジョシュ・グローバン)、Katharine Mcphee(キャサリン・マクフィー)John Mayer(ジョン・メイヤー)、Lucia Micarelli (ルチア・ミカレリィ)等・・・ロックからクラシックまで一見すると統一感のない様に見えるが、共演する音楽は驚くほど完成度の高いChris Botti(クリス・ボッティ)の音楽として聴かせる。幅広い人脈の広さは、彼の音楽の確かさを証明したものでもあろう。なぜなら、ここに登場した音楽家たちも皆、自分の音楽的らしさを持っているだけでなく、単なるお遊びで参加するほど生易しくはないと思われる人達ばかりだからだ。

「When I fall in Love」の壮絶なソロの掛け合い、涙腺が緩みそうになるLucia Micarelli (ルチア・ミカレリィ)との「Emmanuel」には、あまりの美しさには息を飲まずにはいられない。160分にわたる長きライブステージだが、まったく飽きることなく聴き続けることができる。

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