--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

DC-019 Nick Drake 「Five Leaves Left」

2007年05月01日 00:17


DC-SOUNDS masterpiece100 名盤探検隊 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
世紀の大名盤というものがある。
名盤を語るとき、このレコードだけは絶対に避けて通れないだろう。
このレコードは1974年に28歳で謎の死を遂げたUKカルト・シンガーで
Nick Drake (ニック・ドレイク)のファーストアルバム。


基本的には繊細なアコースティック・ギター1本だけで歌うシンプルな演奏
で囁くようなボーカルで淡々と進むが、
オーケストレーションが何倍も曲の質を昇華させている。
リズミカルで小刻み流れるアコギがなんともいえない寂しさを誘う。
苦しみを訴えかけるようにNick Drake (ニック・ドレイク)
の詩とメロディーが心を打つ。
まさに吟遊詩人だ。


日常に潜む人間の陰鬱さや孤独や悲しみを感じさせ
聴き手もかなり苦しくなってくる。
聴くにはかなりの覚悟が必要だ。
しかし必ず一度は聴かねばならない。
この音に共感を覚えるだろう。
このレコードを最後まで聴いて、
唯一の救いが、「Saturday Sun」で終わっていることだ。
この曲を聴くとなぜか暗く沈んだ部屋から立ち上げって、
外に出て、日光を浴びよう、歩き出そうという気にさせてくれる。
ニック・ドレイクは決して絶望と孤独だけを歌ったわけではない。
そう感じさせてくれる。


聴き進んでいくと明と暗が錯綜するように
楽曲が並んでいることに気づく。
そこから彼の葛藤を窺い知ることができるような気がする。
彼の最後のレコード「Pink Moon」は、
甲乙つけがたい大名盤として知られているが、
このレコードしかり、やはりかなりの覚悟が必要である。

スポンサーサイト


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://worldtravels.blog83.fc2.com/tb.php/104-74fc201d
    この記事へのトラックバック



    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。