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DC-131 The Norwegian Fords 「Somewhere down the road you'll listen」

2011年04月03日 03:27

The Norwegian Fords 




これは、「Donald Fagen(ドナルド・フェイゲン)の新作か?」
彼らの音を聴いた最初の印象だった。

The Norwegian Fords (ノルウェジアン・フォーズ)の2作目がリリースされた。
The Norwegian Fords(TNF)は、ノルウェーで活動を続けるErik Enzo(エリック・エンゾ)と Paul Call(ポール・コール)の二人によるユニットバンド。2008年にデビューアルバム"The Norwegian Fords "を発表して以来、北欧やU.Sの主にカレッジラジオなどでオンエアされて注目を受けていた。彼らの音楽は、ウェストコースト/AORとJAZZのフレイバーを絶妙にブレンドしたカリフォルニア・レトロポップな楽曲を持ち味とする。Steely Dan(スティーリー・ダン)フォロワーは世界中に数多いが、彼らがSteely Dan(スティーリー・ダン)をどれだけ意識しているのかはわからないが、その音はまさにSteely Dan(スティーリー・ダン)を感じさせずにはいられない。

Erik Enzo(エリック・エンゾ)はElle Melleというバンドで活動歴があり、本国ノルウェーでは4作品アルバムをリリースした。(これらはi-tuneでも購入ができるが、すべてノルウェー語の曲。) Elle Melleは150回近いコンサートをこなし、多くのラジオ局のインタビューを受け、国営テレビ局でパフォーマンスなどもをこなしてきた。Erik Enzo(エリック・エンゾ)の曲は、Abraham Laboriel(エイブラハム・ラボリエル), Bill Maxwell(ビル・マクスウェル) ,Billy Cantos (ビル・カントス), SELECTTHREE (US), Dennis Lamar (US), Mandy Leigh (US), Hanne Soervaag (Norway), and Christina Bjordal (Norway). など複数の著名アーティストやミュージシャンによってレコーディングされた実績もあるという。演奏パートはキーボード&ボーカルを担当。Paul Call(ポール・コール)はErik Enzo(エリック・エンゾ)と数年活動を共にしてきた。ノルウェー語と英語の歌詞の橋渡しとしての役割も担っていて、演奏パートはギターを担当している。

2人はTVや映画での曲の契約先を探していた。特にアメリカにおけるマーケットでの契約を切望していたが、転機は突然やってきた。Erik Enzo(エリック・エンゾ)はロサンゼルスでMargrethe Wam Fjell という代理人に会い、そこでRoxanne Seeman(ロクサーヌ・シーマン)という人物と共に曲を書く機会を設けられたという。だがそのSeeman(シーマン)はErik Enzo(エリック・エンゾ)を、James Taylor(ジェイムス・テイラー)のバックボーカリストとしても知られ、ソロアルバムもリリースしているDavid Lasley(デヴィッド・ラズリー) に紹介した。(AOR愛好家なら名前を聴いたこともあるかと思われる。)Erik Enzo(エリック・エンゾ)の曲を聴いて惚れこんだDavid Lasley(デヴィッド・ラズリー) は極めて重要な人物に彼を引き合わせるのだった。

その重要な人物とは音楽エンジニアとして名の知られるあの"Bill Schnee"(ビル・シュネー)だった。
"Bill Schnee"(ビル・シュネー)は1969年にSmith(スミス)の「A Group Called Smith」でエンジニアとしてデビューして以来、Beatles(ビートルズ)の4人のソロメンバーをはじめ、Blood, Sweat & Tears(ブラッド・スウェット・アンド・ティアーズ)やWhitney Houston(ホイットニー・ヒューストン), Chicago(シカゴ), Miles Davis(マイルス・デイヴィス), Steely Dan(スティーリー・ダン) ,Rod Stewart(ロッド・スチュワート), Dire Straits(ダイアー・ストレイツ),Natalie Cole(ナタリー・コール),TOTO(トト),Huey Lewis & The News(ヒューイ・ルイス&ザニュース),Boz Scaggs(ボズ・スギャッグス),Bette Midler(ベット・ミドラー), Barry Manilow(バリーマニロウ)・・・・・・・等、とてもこの場ですべてを列挙することのできないきわめて多くの大物ミュージシャンの作品を手掛けてきた熟練エンジニアの一人として角に知られている。

彼の手がけてきた作品には名作が多く。完全無欠のSteely Dan(スティーリー・ダン)は名作「AJA」(1978), 「Gaucho」(1980)の両作品で、グラミー最優秀録音賞を勝ち取ったが、これも手掛けていたのは彼だった。その手腕はまさに右に出るものなしの折り紙付きといえるだろう。そのBill Schnee"(ビル・シュネー)はノースハリウッドにBill Schnee Studios(ビル・シュネー・スタジオ)という極めて優れた音楽機器と録音技術を備えたスタジオを設立し、世界でも最も優れた音楽スタジオの一つとして広く知られている。

そのBill Schnee(ビル・シュネー)が本作「Somewhere down the road you'll listen」のミックスをすべて担当しており、彼の参加そのものが、The Norwegian Fords (ノルウェジアン・フォーズ)の音楽の確かさを示したものとも言えるだろう。

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